「在宅ワーク」←この言葉に興味を持っている人はいますか?

一昔前は「内職」と呼ばれていましたが、ここ最近は上記のようなかなりしゃれた名称に変わっています。

仕事内容も昔からの軽作業や、独立した人が自分の自宅を仕事場として働く場合も在宅ワークと呼ぶようです。

この「在宅ワーク」ですが、ネット上では多くのサイトが在宅ワークの紹介をしています。

最近のお小遣いサイトブームもあいまって、素人さんが運営するサイトでも、お小遣い稼ぎや副収入として在宅ワークのサイトを紹介しています。

紹介されている在宅ワークサイトの仕事内容は、主に書類のデータ入力のような事務系が多く紹介されています。

在宅ワークのサイトを見ると紹介されている仕事ですが、ちょっと見ると誰でも出来そうに見えます。

「これなら私にも出来るかもしれない・・・」そう考えた人は、サイト内にある「資料請求」に必要事項を入力しようとします。

ちょっと待ってください!

資料請求をする前にそのサイトの内容をもう一度確認してみてください。

「専用のソフトが必要・・・」、「トレーニング期間が30時間あり・・・」、「規定の試験をパスしていただいて・・・」こうゆう文章が載っていませんか?

「専用ソフト」何それ?、「トレーニング」何をトレーニングするの?、「試験」仕事をするのに試験?・・・あなたが今まで仕事をしてきた職場でこのような事を要求してきたところが有りましたか?

在宅ワークのサイトに興味を持ったら、まずはそのサイトを調べることを「強く」オススメします。検索サイトの「グーグル」はご存知ですか?このグーグルで調べたいサイトの「サイト名」か「会社名」と「悪徳」の文字を合わせて入力して検索してみてください。もしなにか検索にヒットするようなら、そのサイトには絶対に手を出さないでください。「悪徳サイト」の可能性があるからです。

お小遣い系のサイトや、副収入系のサイトでは以下に紹介しているサイトを「当サイトが厳選する在宅ワークサイト」、「私が電話をした内容ではマジメなところだと思います。」、「対応がしっかりしていると思いました。」などのように好意的に紹介しています。

そういう具合に紹介されているサイトを、上記で書いているように1度検索してみてください。おそらくあなたが想像もしていなかった現実を目にすることになると思います。


JDM
「JDM」+「悪徳」でかなりヒットします。

最初に教材費として40数万円掛かるという情報有り。

これは「マスネット」という会社が開発した教材「エッグビュー」の販売代理店がこのJDMであり、この教材費が初期費用として必要らしい。(現在はエッグビューを取り扱っていないとの情報あり。)

仕事はほとんど来ず、教材のローンのみが残るパターン。

CRD
「CRD」+「悪徳」でかなりヒットします。

上記の「エッグビュー」の販売代理店。ちなみにこのエッグビューなるものの教材の価格は「498、750円(税込み)」です。

資料請求すると資料が来る前に電話勧誘が来るようです。

毎月15,100円のシステム手数料が掛かるらしいとの事。(毎月1台これを買うのと同じです。)

ここを紹介しているサイトは収入の目安で「一日4時間で月16000〜60000円の収入です。」と載せている。これでは外にバイトに行ったほうがいいです。

NTS
「NTS」+「悪徳」でかなりヒットします。

MCK系。アフィリエイトの代理店を募集。内容はメールアドレスの収集と、メールの一括投稿。そこから売上があると支払いがあるらしい。

システムの利用代金として45万円ほどかかるとの情報あり。

払えない人にはサラ金からお金を借りさせようとするそうです。(と言うことは、貸し金業も兼業?)

Live Ware
「Live Ware」+「悪徳」でヒットします。

仕事を始めるには現金価格498,750円の「PCオペレーターシステム」が必要。その後トレーニングあり、それが終了して入力業務や会計業務ができるらしいです。なお、収入は入力業務で1件100円から。スーパーのレジ打ちの方が割がいいです。

なお、ここで説明している「PCオペレーターシステム」は上記のJDMでも販売している模様。(エッグビューと値段が同じ・・・ちなみに同じぐらいの値段でこれが定価で買えます。)

プロシード
「プロシード」+「悪徳」でかなりヒットします。

「エッグビュー」の販売代理店。現在では他の教材にシフトしている模様。

初期費用で50万円ほど掛かるとの事。収入の目安で1時間に7000文字打ち込んで1日6時間働いて113,400円〜・・・主婦が開いている時間に出来る仕事ではありません。

キャンパスネット
「キャンパスネット」+「悪徳」でヒットします。

仕事をするにはMOSという検定教材(575,400円)を買う必要があり。(これを現金で買える金額ですね。)検定に合格し、研修やスキルチェックを終えれば、仕事が出来るようなるらしいとのこと。

ローンを組む場合は別の会社名義で組むようです。

この会社にはクーリングオフの書面を出しても「あて先不明」でかえって来るようです。

WINSNET
「WINSNET」+「悪徳」でヒットします。

仕事を始めるのに教材費、その他雑費などで最初に498、750円が請求されるようです。

資料請求するとそれはこの会社には届かず、上記のJDMと同じ資料請求先に連絡がいくようです。

がくぶん
「がくぶん」+「悪徳」でヒットします。

在宅ワーク紹介というより、資格を取るための通信教育講座の紹介です。仕事は紹介されないと考えた方がいいようです。

サイトの紹介を見ると、講座を受ければ仕事がもらえるかのような内容が、わざと錯覚させてお金を取ろうとしているように受け取れます。。

挿絵ライターなんて、出版不況の今では、お仕事なんてありません。プロでも食べるのが精一杯なのに、何のつても無い素人が、仕事なんか取れません。

アルシオ
「アルシオ」+「悪徳」でいっぱいヒットします。

仕事をするために「ザ・在宅職人」(OAオペレーターという名前もある様子)というソフト(491,400円)の購入が必要になります。(こんなのに大金払うならこっちの方がいいです。)

ここの実態は仕事を「仲介」するだけで、実際には別の会社から仕事の依頼が来るようです。

TOPシステム
「TOPシステム」+「悪徳」でかなりヒットします。

仕事をする為に専用のソフトの購入を勧められます。税込価格498,750円、(本体価格:475,000円 消費税:23,750円)内容はデータ入力CD-ROM 1枚とプロテクター 1個、それにマニュアル3冊のようです。 400CCクラスのバイクが買える値段です。

資料請求した後で電話が来ます。その際にシステム導入費用として50万がかかり、その代金を分割にするかどうか聞いてきます。、カードの有無も聞いてくるようです。サラ金に借金させようともするそうです。

収入例で「1日2時間(14,000文字と仮定)の場合に、およそ月50,400円の収入です。」と有りますが、1分間に100文字以上、しかも2時間続けてなんて打てません。

ジャパンダイレクトマーケティング
「ジャパンダイレクトマーケティング」ではほとんどヒットしません。頭文字の「JDM」+「悪徳」でかなりヒットします。

上記で紹介したJDMと同じ会社です。サイトは違いますが、会社概要の本社・支社の所在地、代表取締役も同じです。名前だけカタカナにしているだけです。会社概要など誰も見ないと思っているのでしょう。

データジョブ
「データジョブ」+「悪徳」でかなりヒットします。

初期費用で専用のソフトの購入が有りますが、これが上記「TOPシステム」の物とソックリです。おそらく同じ製品を使用していると思います。

資料請求するとローン契約書も送られてくるようです。本当に仕事があって稼げるのなら、資料請求の時点でのローンなんか必要ないはずでしょうけどね。
 LIVE Wave 「LIVE Wave」ではヒットしません。サイト内にある「デジタルアカデミー」+「悪徳」だといっぱいヒットします。

サイトのトップペーではまるで在宅ワークの紹介のように見えますが、本題はページ下部にある「デジタルアカデミー」にあります。

在宅ワークに必要なスキルを養成する為に デジタルアカデミーがある、デジタルアカデミーを利用するためには専用のソフトが必要になる、というよく分からない話の進め方で、このサイトの本命の「デジタルライフナビゲーター」へ連れて来られます。

この「デジタルライフナビゲーター」、販売価格が470,400円(税込み)内訳が本体価格448,000円 消費税22,400円 。ローンの支払い例で36回払×19,000円/月=684,000円 というのもあるようです。(この値段ならこれが買えます。)

このソフトを売るためのサイトなので気をつけてください。

JDMNET
「JDMNET」+「悪徳」でヒットします。

上記で紹介している「JDM」と本社・支社所在地、代表取締役が全く同じです。つまり「元は同じ」会社です。

エッグビューと全く同じ値段(現金価格498,750円)の「PCオペレーターシステム」を、仕事をする上で必要だからと、購入を勧められますようです。(これが買える値段だね〜)

エスティーピー
「エスティーピー(もしくはSTP)」+「悪徳」でかなりヒットします。

上記の「LIVE Wave」と同じ「デジタルアカデミー」を紹介しています。そのせいでしょうか?サイトの内容も非常に似通った部分があります。

ここはグーグルで検索するとかなりヤバ目の情報に当たります。近寄らない方が身のためでしょう。

たしろグループ
「たしろグループ」+「悪徳」でたくさんヒットします。

毎月3万円稼げるという話で勧誘するようですが、毎月、校正等の人件費として13700円の負担があるらしいです。(なんなんだ?)

実際には仕事に対するチェックが相当厳しく、ほとんど収入にならないとの情報あり。

ここも「デジタルライフナビゲーター」の取扱店。商品金額は470,400円でこれを48回の分割にすると総額は662、323円。これだけのお金を工面することができるような人なら、その人には在宅ワークは必要ないと思います。(ちなみに、662,323円ならこれが買えちゃいます。)

ちなみにこの「デジタルライフナビゲーター」の販売元の「ケー・ツーアイ」も検索すると、まともな話が出てきません。ヨイショしているのは紹介料を目当てにしているバカサイトだけです。

ESK
「ESK」+「悪徳」でたくさんヒットします。

まず、左のバナーを見てください。「plusplus」と書いてありますよね?クリックすると「ESK」のサイトが開きます。つまりこのバナーに書かれている名称のようなものには、そこから続くサイトと何も関連が無いのです。

初めから「ESK」と表示されていてもいいのに、このバナーを紹介している副収入系のサイトは「ESK」とは表示せず「plusplus」を表示させています。別のサイトか会社などと勘違いさせようという思惑が見えます。

仕事をするには専用ソフトが必要とあります。ここはエッグビューを売っています。つまり初期費用で50万円あまりが請求されると言うことです。

ここでは全部で17の問題があるという情報のあるサイトを掲載しています。

ひで3はこのページを作っている時に、問題のあるサイトの数の多さに驚きましたが、それ以上に驚いたのがこれらのサイトを紹介しているサイトが「ページランク4」だったということです。(お小遣い系のサイトを運営している人なら、これは分かる内容の話だと思います。)

多くの人が利用しているサイトで紹介されているサイトが悪徳業者・・・これだけでもそうとう嫌な話ですが、もっとイヤなのが、ここで掲載しているサイトは、ひで3が様々なサイトを調べて集めてきたわけではなく、在宅ワークでグーグル検索すると、グーグルのトップページに表示されるサイトの中の、在宅ワークのページで紹介されているサイトを、上から順に調べていっただけなのです。

こういうサイトを紹介しているところはアフィリエイトでの「紹介料」欲しさの為に紹介しているのです。訪問者の為にお得情報を出しているのではありません。自分の利益のみの為に悪徳サイトを紹介しているのです。


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